当社の技術は、ゴム引布技術に始まり、今では7つの事業領域にて100年以上に渡り、蓄積された技術があります。
産業用資材からゴルフ用カーボンシャフトに至るまで、様々な生活のシーンにおいて当社の技術が用いられております。これはコーポレートブランドである「藤倉コンポジット」からも分るように、それぞれの技術を複合し、シナジー効果を発揮させ、常に新たな事業領域を模索し、新たな技術を確立してきた証です。
これからも「コンポジット」をキーワードに、複合化技術に磨きをかけ、お客様に信頼される製品を創出していきます。
去る2011年1月18日に、当社岩槻工場内に、エンジニアリングセンターが竣工されました。事業再編の一環ではあるものの、これまで国内3工場に分散していた120名のエンジニアを、このセンター内に集約しました。技術情報の共有化と技術の融合をより一層活性化させ、開発の早期化による新たな事業化を進めるものであります。
とりわけ、環境をターゲットとした製品開発を進めるべく、これまで蓄積した自動車関連分野技術とカーボンシャフト技術を融合させ、スポーツ用途以外の分野へのカーボン繊維強化樹脂製品の事業化を目指しております。